WD社のNASのバックアップのお話

お客様からのご相談。現在事業所で使っているWDのNAS(WD My Cloud)のバックアップを取りたいとのご要望。

これが苦難の道・・・

NASにはUSBバックアップ機能があるのだけど

設定したら必ず0.99GBの時点で止まる・・・何度やっても止まる・・・

別の外付けHDDで挑戦

順調にバックアップは進んだけど・・・途中で認識しなくなる・・・。

原因不明・・・

(後日談として・・・実はUSB-SATA変換基盤が死んでました・・・)

新品HDD認識せず・・・

先日のトラブルがUSB-SATA変換基盤の故障で、0.99GBの壁は突破。故障はイレギュラーとすれば、別のHDDにバックアップできそう。ということでクライアント様にHDDをご購入いただき再度挑戦。

が、HDD認識せず・・・

なんでやねん。

ん?ファイルシステム?

製品仕様にはFAT32、NTFS(読み書きのみ)、XFS+Jとある。購入したHDDはNTFS。もちろん行けるはず。そして、前回変換基盤が飛んだのもNTFS。行けるはずだけど。

FAT32だといろんな制約があるので、XFS+Jで行きたいところ。でもXFS+Jだといざバックアップが必要な時にPCに刺してもWindowsだと認識してくれない・・・。

なので、FAT32でフォーマット・・・できない。そもそもWindowsのGUIだとexFATかNTFSしか選択できず、FAT32の文字はない。

致し方なく、diskpartコマンドからFAT32でフォーマット。無事認識しましたとさ・・・めでたしめでたし。じゃなかった。

再発・・・0.99GBの壁

やっぱり0.99GBで止まる・・・

確認したら、最初に0.99GBで止まった お客様支給 HDDもFAT32。つまりFAT32だとイメージファイルなどの類のもので、おそらく止まっているっぽい。

困った・・・NTFSだと認識しないしなぁ・・・

パーティションサイズなんかをいじりながら検証・・・あれ??認識した・・・。

結論 NTFSでフォーマットした最初のパーティションは認識しない!!

なので、何MBでもいいんだけど、とりあえず1GBの空のパーティションを作成して、残りを2つ目のパーティションに割り当て。NTFSでフォーマットして再度バックアップ。

現在はバックアップが進行しているはず・・・さてどうなるやら。

というかこのNAS・・・USBバックアップは定期実行できないし、クラウドにリモートバックアップできないし・・・うーん・・・。

Raspberry PIはじめました part.2

いや、まだ始まってないんですけどね。なんせ、届かない…。

で、いきなりの作戦変更

電話だけなら…

当初、仕事用の固定電話の着信をIP電話に収容して、IP電話宛に転送しようと思ったけども…いや、これ結構面倒。

どの番号から着信したか分からない。今までの問題は、転送した場合に普通の携帯電話番号に転送してたから、携帯電話への着信か、転送なのかの判別が出来んこと。

頻度が頻度だし、ひかり電話エースの無料通話分もあるので、IP電話宛の割安料金ならほぼ無視できる。

FUSIONのIP電話なら基本料金かからんし。なによりも中間のシステムがシンプルなので、こっちの方が安定してると思われる。

FAXも固定番号要らんくね?

FAX用に1番号専用に取るか、商工会からのファックスだけ指定着信する手もあるけど…指定着信だとひかり電話ルーターのアナログポートしか指定できん…このご時世にアナログモデムって…(笑)

ひかり電話ルーターには5番号まで収容出来るので、もう1番号0AB〜J番号を取っても良いんだけど、毎月100円の微妙な固定費。正直複数チャンネル解約することを考えると許容範囲なんだけど。

むしろひかり電話ルーターのSIPサーバー機能で変に収容するなら、もう1つFUSIONで050番号取った方が安定性の面で良いと思われ…。なんせ月額無料だし。

という事で、単体でRaspberry PIに050番号収容して使う計画に。

Raspberry PIじゃ無くても良くね?

この用途なら何も家の中に置かなくても、クラウドとかで良いんで無いか、と。そんなマシンスペック要らんし。

調べたらGoogle Cloud PlatformのCloud Computeだと、ミニマムなプランで北米リージョンなら無料プランがある!

で、色々試してたけど…ubuntuだと、必要なパッケージがインストール出来ず、CentOSはyumでインストール出来ず。

よし、VM上でVMだ!ってVM試みるも、VM無効化されてる。

たしかに、AWSとかAzureとかクラウドエヌって手もあるけど、毎月500円程度。いや、ならラズパイならすぐに元が取れる。

いやらなんだかなぁ……

Raspberry PI 始めました

何をいまさら感が満載ですが、Raspberry PI始めました。

Raspberry PIとは・・・平たく言うと小さなコンピュータ。IoTなどの組み込み向けで使われる省電力・低コストなコンピュータのことです。

カメラや各種センサー、ディスプレイなどの周辺機器を組み合わせることで、拡張できるおもちゃですね。

動機

なぜ今更Raspberry PIを始めようと思ったかと言えば・・・今年から入った商工会青年部がきっかけ。青年部の連絡が全部FAX!!このご時世に何でFAX!!と思ったけど・・・とりあえず今は新人なので波風立てない方向で・・・。

というか、結構な人数がLINEを使ってるので・・・こんなのもあるんですけどね。

Screenshot of appllio.com

http://appllio.com/line-schedule-tool

この辺りは来年度以降、提案していきます。

それはそれとして、現在は家庭用のFAXで受けていて、インクフィルムと用紙のコストもあるので(とは言っても11円/枚程度だけど)、画面で確認してから印刷しているんだけど、これが結構見逃すし、頻度が多い。家庭用のFAXだから、印刷も送信も遅い。

出来れば届いたFAXはメールに飛ばしたいし、ペーパーレスでFAXで飛ばしたいことも多々。正直、これだけならEPSONやブラザーの複合機で実現できるんだけど、プリンタもFAXも壊れてないのに、新しいのを買うのも微妙。しかも仕事上A3サイズの印刷ができればベストなんだけど、A3対応だと複合機も意外といい値段。複数台持ってインクを複数持つのも微妙・・・。

インターネットFAXもあるけど、月額のランニングコストを考えるとちょっと悩むところ。

で、調べてたらRaspberry PIでできるじゃありませんか!!

One More Thing

さらに調べていると、こんな悩みも解決できそうな感じ。

今、仕事用に固定電話番号を取得しているんだけど(信頼+タウンページに掲載できるから)、携帯に転送している状況。ひかり電話からの転送だと、着信したときに、携帯への直接の着信なのか、転送されたものなのかが、分からない難点が。さらに、転送の通話料はこちらもち。かかってくる電話の大半が営業電話。で、こちらで通話料負担。精神的に良くない状況。

確かに月額無料のIP電話のアプリをインストールして設定すれば、問題なく使えると思うんですけどね・・・でも、通話料負担はあるわけで・・・。

で、調べてたら、このFAX受信をするRaspberry PIのアプリで、実現できそう。

つまり、

ひかり電話 ⇒ Raspberry PIで受けて050番号で発信 ⇒ スマホの050アプリで受ける

こうすれば、自宅~スマホ間は050どうしの通話になるので、通話料無料!!(どちらにしても、仕事関係で折り返すときは携帯から折り返せばいいので問題なし)

Raspberry PI始めました

そんなこんなで、Raspberry PI始めました。

まだ、ものが届いていないので、結果はこれから。うん。どうなるやら。